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  ヘンリは、高熱を出している名前も知らないエルフを背負いながらライアのいる場所へと急ぐ。その間中、ヘンリはライアを背負った時にはなかった不思議な感覚ーー背中とそのエルフとの間には何もないはずなのにそこに大きなマシュマロが2つあるような感覚ーーを感じていた。
 しかし、この時はそんなことよりも、早くライアと合流してハプスブルクの屋敷に行き、このエルフを治療してやることの方が重要だったので気にもかけなかったのだがこの感触の正体についてはすぐにわかることになる。
 さて、エルフを背負ったヘンリは、その後すぐにライアに合流した。合流してライアは開口一番「遅い!いつまで待たせる気だったの!?」
と、ヘンリに怒鳴りつけたが、ヘンリが手短に事態を説明すると、ヘンリの背中に回り込んでエルフの様子を診て、
「あんたの言うことはホントみたいね、分かったわ、屋敷に急ぎましょう!」
と言うとハプスブルクの屋敷へと歩き出した。が、すぐにライアは足首を押さえるとうずくまってしまった。

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ども、某工業高校に通う学生です。
このブログでは小説とかいろいろなことをグダグダと書いて行こうと思います。よければコメントとかして下さい。
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